こんにちは、シマばぁです。
最近、とても不思議に感じてるのは、母の年齢を、もう5歳も超えてしまっている・・・と言うこと。
自己紹介文でも少し触れましたが、私の母は、48歳という若さでこの世を去りました。
大きな病気もした事がなかった母ですが、突然具合が悪くなり、国立病院に緊急入院、すぐに大きな大学病院へと移送されました。
白血病・・・正確には骨髄性異形成症候群という病名でした。
入院からわずか10ヶ月で、逝ってしまいました。
原因はわかりません。ストレスだったかもしれないし、食生活または生活環境の影響からかもしれません。
当時の私は、20代前半。年の離れた弟は、まだ15歳。
15歳と言うと、私の息子たちぐらいの年齢。
自分が母親となった今、もし自分の身にも同じような現実が訪れたら・・・と思っただけで、居たたまれない気持ちになります。
母もきっと、突然病に侵されるなんて、思ってもみなかったと思います。
たぶん、皆んなもそう・・・
私も若い頃は、そうでした。ダイエットに興味はあっても、健康の事なんて、全然考えてなかった。
でも、母の死をきっかけに、すごーく考えるようになった…健康。
そこで出会ったのが・・・
もくじ
マクロビオティック
マクロビオティック (Macrobiotic) は、従来の食養に、桜沢如一による陰陽論を交えた食事法ないし思想である。長寿法を意味する[1]。玄米、全粒粉を主食とし、主に豆類、野菜、海草類、塩から組み立てられた食事である。身土不二、陰陽調和、一物全体といった独自の哲学を持つ。
出典 Wikipedia
沖縄の玄米・・・おいしかったなぁ〜
小粒で丸っこくて、モチモチで甘味がある。
百姓屋敷わらの船越さんに、教えていただいた、重ね煮を日々精進して作ったり… 合宿天然酵母パン教室も、ここで参加させてもらった。
毎晩、天然酵母パンを仕込んで、毎朝、天然酵母パンを焼く。
そんな日々を過ごしていた20代前半。
あれから随分と時が経って、生活環境もすっかり変わったけど、あの頃の学びが、今でもベースにある。
すっかり、ゆるゆるになっちゃったけど・・・
そして現在私が住んでいるのは・・・カナダ西海岸BC州。
ここにもあったんです!ここBCが発祥の地と言われている・・・
100マイルダイエット
Alisa Smith と J.B MacKinnon (アリッサ スミスとジェームス マッキノン氏)のカップルが、自ら体験実践した「100Mile Diet」が本として出版され、その数年後ドキュメンタリー映画が、ここカナダBCで撮影されました。
二人はある企画を立て、小さな町のコミュニティーに呼びかけをした。
自分の住む場所から100マイル(160KM)以内で生産された食材のみで、100日間過ごすというもだった。
これを100マイルダイエットという。
町の人たちに、企画の説明会を開き、企画の志願者を募ると、予想を遥かに超える、町の人たちが参加志願した。
家族構成や普段の食生活習慣など、参加志願家族の情報を考慮し、その中から6家族が選ばれ、この企画にチャレンジすることになる。
日本では、NHK BS1 世界のドキュメンタリー
『シリーズ 食を見直そう』の中で、
「100マイル チャレンジ 〜 地元の食材で暮らす〜」が放送されたそうです。
果たして、100マイル以内で生産された食材のみで、100日間暮らすことができるのでしょうか?
何家族が、目標を達成できるのか?
軽く、ドキュメンタリーの内容と登場家族の紹介
料理を殆どしない若い夫婦、幼い子供達にもパッケージや缶から出てきた『食べもの』を温めて与えるのが日常の家族。
夫が毎食の食事を作り、妻は料理に全く興味なしの老夫婦。
産まれた時から、たっぷりの愛情をかけて育てた、羊を食肉場へと送る、ファームを営む家族。(この家族、みんな超甘いもの好き)
料理大好き主婦と同居グランマの大家族。彼女たちは日頃の『食』への情熱から、自ら塩作りやソーセージ作りなどに、チャレンジする。
そして参加家族の中に、この町で小さなスーパーを経営している夫婦がいる。彼らは住民のリクエストに答えようと、必死になって100マイル以内で生産された食材を探し求める。
最初に、選ばれたのは6家族と言ったけれど、最後の家族は、毎日忙しく働く夫の体を心配して、参加を強く希望した妻。しかし夫は、「仕事忙しいから、しょうがないし〜」と言って、チャレンジ初日から全くやる気なし、デリバリーピザをランチに食べて、初日にして失格。
どこかの誰かさんみたいだ・・・
そしてこのチャレンジが行われた町(ミッション)の周りには、広大な自然があり、農場、牧場、ワイナリーなどがたくさん存在することに、初めて彼らは気がつく・・・
このドキュメンタリーの中で、スーパーのオーナーは、オーガニックの小麦や、レモンなどの果実の食材集めの為に、バンクーバー島に出向いて行く。
そのバンクーバー島のお隣の、
私が暮らす島を見まわしてみると・・・
ワイルドブラックベリー 島中どこにでも生息してます。
食べ放題ってことです。
島のマーケット、サムの野菜スタンドには、いつも行列ができてる。
ローカルフード盛りだくさん。
シマばぁのすしも、もちろんマーケットでゲットできます。
自転車でファームの近くを通ってたら、こぶたが近づいてきた。
森の中で見つけた、マッシュルーム。
もちろん、食べました。おいしー!!!
りんごは自分で、もぎ採る+絞る=ジュース。
カナダでもだんだん人気になってきた、SHISO
シソジュースと梅干しかな・・・
もう、採りきれなくて、鳥たちとシェアーのサワーチェリー。
去年作った、チェリーワインは美味しかったなぁ・・・
キャベッジ&エッグはもちろん、うちのバックヤードで生産可能。
ウニ、結構好物。
ここデンマン島には、毎年3月になると、ニシンの大群が産卵の為、集まります。かなりワンスポットで短期間に訪れます。
海岸の海藻に付着した、ニシンの卵。外にばら撒かれた状態の数の子です。
子持ち昆布にできます。
そして時には・・・
こんな、ワイルドライフもある!(食べたりしないけどね・・・)
ゲストシェフとして、島のカフェで、ジャパニーズナイト・・・
キンピラのごぼうもマイガーデンから。
食生活を見直すいいチャンス!
みなさんの周りでは、どんな食べ物が手に入りますか?
地元の生産者との交流を深め、食べ物がどこで生産されていることを知ることができるっていいことですね。
食は、食べ物を食べる、という行為だけではなく、食生活を楽しみむ
そう言うことだと思います。
シリーズ食を見直そう 100マイルチャレンジ〜地元の食材で暮らす〜100 100Mile Challenge, Paperny Films/Canwest, Canada 2009
食を見直すいいチャンスなので、ドキュメンタリ映画オススメです。