こんにちは、シマばぁです。
先日、ジャスティンが脱プラスチック宣言を行いましたね。
ジャスティンとは、2015年から第29代目のカナダの首相を務めている Justin Trudeau ジャスティン トルドーのことです。
カナダは早ければ、使い捨てプラスチックを2021年までに禁止し、「次の世代のためにも、プラスチック汚染を減らし、環境保護を進める責任がある」と言い、ストローやカップなどの、使い捨てプラスチック製品の禁止。
また、プラスチック製品の製造業者や利用業者がリサイクルに責任を持つよう、新たな規制を設けるそうです。
私はベンダーとしてマーケット売っている商品の容器は、もちろんコンポストブルな、土に還るモノを選んで使っています。
私は自称 ”すしアーティスト” 笑
アーティストはクリエイトしなければなりません。なので常に頭の中には、想像や創造が埋めきあっています。
おすしの裏巻きをするとき、以前はプラスティックラップを使っていました。
やはり、環境のことを考えると、使い続けるのはよくない。
そう思いながらも、他に代わりになるものが思いつかなかったので、罪悪感にかられながらも、プラスティックラップを使っていました。
裏巻きをするには何かしら、ご飯がくっつかないように工夫しなくてはいけません。
本来お寿司やさんでも、カリフォルニアロールなどの裏巻きすしは、そうされていると思います。
そして、ついに見つけたんです。
裏巻きがキレイにできて、そしてエコな優れモノ。
もくじ
ビーズワックスラップです!
ビーズワックスラップは、布に天然素材のビーワックス、松ヤニ、ホホバオイルなどを染み込ませて、作ったエコラップ。
https://www.evercoasthandmade.com/collections/beeswax-food-wraps
とってもローカル。バンクーバー島で作られている商品。
こちらもカナダの商品
使われている原材料は?
Made in Canada 100% ナチュラル系のラップです。
使われている原料は
コットン100%・バンクーバーアイランド産 ・ビーズワックス・松ヤニ・オーガニック・ホホバオイル
洗剤をつけ、水で手洗いする。
何に使用できるか?
何度でも繰り返し使え、カットした果物や野菜、チーズ、クラッカーやグラノーラバー、焼き菓子、ナッツなどには直接ラップでき、またプレートやカップなどのカバーとしても使える。
その際、手の熱を利用して、両手で包み込むようにラップする。
使い方の説明
ココに注意
熱、生肉、オーブンや電子レンジの使用を避ける。水で手洗い。必要であればマイルドな洗剤をつけても良い。ゴシゴシ擦らない。干すか平らなところで乾かす。
お手入れの仕方
このラップは、注意事項を守って使えば、約12ヶ月は使える。その頃になると、だんだんくっ付きが悪くなってくる。
でもここでまだ捨てないで!
まだまだ再利用可能!
クッキングシートを敷いて、75度の低温オーブンで1〜2分温めた後、冷ます。オーブンが熱すぎたり、入れている時間が長くなりすぎないように注意。
もうこれ以上使えないと感じたら、小さく切ってコンポストに入れるか、ストーブを焚く時のスターターとしても利用でき、もし連絡くれたら、無料でワックスを送るよ〜そしてまた蘇えさせることができる。
と言うような説明がしてあります。
どこまでもエコで親切ですね。
私は、これですしを巻いてみようと思います。
もうプラスティックラップは使わなくてもよくなりますね。
ビーズワックスラップで巻く裏巻き
1
すし飯を海苔の上にのせる。
海苔の手前から、上の部分は少し空ける。
2
ビーズワックスラップをご飯の上にのせる。
両手の平で上から軽く押さえる。
3
海苔とビーズワックスラップの手前を一緒に持ち、素早くひっくり返します。
下から ビーズワックスラップーすし飯ー海苔になっています
4
海苔の上に具をおきます。
5
海苔とビーズワックスラップの手前を一緒につまみ、4の写真ーキュウリとレッドペッパー(一番遠い具)を合わせる感じでまず一巻き。
6
ここで軽く形を整えてから、残りをぐるぐると巻く。
ココがポイント
にぎる時は、強すぎず弱すぎず。手の平でにぎると言うよりも、指先のみに力を入れて、親指と人差し指、中指でリングを作る感じでにぎるとよい。
7
ビーズワックスラップで巻いくとこんな感じ。
8
数回まな板などの上で、ビーズワックスラップを巻いた状態でゴロゴロとさせ、形を整えてから、ラップをあけてみます。
9
ラップにご飯がくっつく事なく、上手に裏巻きができました!
最後に
このビーズワックスラップは、もちろんラップとして食品の保存に使います。
このように、包んで冷蔵庫にも入れておけます。しかしあまり長時間冷蔵庫に入れることはオススメされていません。
残ったおかずのプレート、スープの入ったボールなど、どんな物にでも使え便利です。(ただし、食品が冷めていないとダメです)
ラップを包む時、手のひらで包み込むように、そうすると体温でラップが柔らかくなり、しっかりとラップされます。
実験的に翌日このラップを開けて、中のおすしを食べてみましたが、すし飯も硬くなっておらず、保湿もバッチリ、少し気になってた、ビーズワックスの独特なにおいですが、それも全く気になりませんでした。
食べ物には、一切ビーワックスのにおいがうつりません。
ココに注意
蜜蝋を使用しているので、一歳未満の乳児には使用できません。
ボツリヌス症のリスクがあるかもしれないからです。
ご近所さんが、ビーキーパーをされているので、今度ビーワックスを少し分けてもらって、このビーズワックスラップを自分で作ってみようかと思っています。
おすしのレッスンで、生徒さん達と一緒に裏巻きを作って、そのまま巻いてお持ち帰り!
なんてアイディアもいいかも・・・
次は、ビーズワックスラップのレシピですね。
実際、自分で作ってみたビーズワックスエコラップのレシピはこちらから→ ビーズワックスエコラップのレシピ